事  務  連  絡

平成11年3月25日

郵政省電気通信局

高度通信網進行課 様

 

柏市立教育研究所

指導主事 西田光昭

 

学校用ルータ(Cisco 3600相当)必要理由

 

 学校側に設置されるルータには以下の事由を満たす要求仕様を想定しました。

 

1.学校内LANの構成

 

 本プロジェクトでは少なくとも以下の4サブネットが構成できる必要があります。管理や保守の面からこれらは1つの筐体で提供されることが望ましく、1筐体にEthernetインターフェースを最低限4ポート以上備えたローカルルータが必要となります。

 

サブネット構成:

教室系サブネット、職員室系サブネット、アクセス(対外)系サブネット、実験系サブネット

 

複数サブネットの必要理由と利用形態:

 

2.ルータの性能

 

 CATVを使用したネットワークでは、WAN側インターフェースとして通常の同期シリアルではなく、ケーブルモデムを介したEthernetインターフェースが使用されます。

 1.5Mbps程度までの速度での専用線接続の場合、Cisco社製2500シリーズ等のルータが使用されることが多くあります。この場合であっても、例えば、組織内に複数のサブネットを構成する場合、Cisco 2514Ethernet×2)が使われることがありますが、Cisco 2514の仕様ではEthernet<->Ethernet間の通信であっても、通信速度はルーティング方式、アクセスリストの構成にもよりますが、最大1.5Mbps2Mbps程度に過ぎません。

 

 本プロジェクトのネットワーク構成では、

等の要件が必要となります。

 

 これらの要件を満たすためには、最低限Cisco 3600シリーズ程度の内部処理速度、転送速度、ポート構成を持つルータが必要となります。

 

3.管理的側面

 

 学校内に設置されるネットワーク機器は、学校内に専門のネットワーク管理者を確保することが困難であることから、遠隔からの管理が可能であることが条件となります。セキュリティーが確保されたtelnetサーバ機能を持ち、遠隔から操作可能であることが必要ですが、いわゆるSOHOルータでは不可能であることが多くなります。

 加えて、地域センター側に設置された管理ソフトにより、ルータ・コンフィグレーションなどのルータの設定を行ったり、地域センター内のルータを含めた機器管理を集中管理方式で一元管理できることが望ましく,要求仕様のルータ(Cisco 3600相当)であれば、これらの機能を実現できます。